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ハート・ロッカー☆THE HURT LOCKER [映画]

先週、アカデミー作品賞、監督賞受賞の話題作ハートロッカーを観にいってきました(*´ω`*)

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☆あらすじ☆

2004年、イラク・バグダッド。駐留米軍のブラボー中隊・爆弾処理班の作業中に爆発が起き、班長のトンプソン軍曹が爆死してしまう。トンプソン軍曹の代わりに派遣されてきたのは、ウィリアム・ジェームズ二等軍曹。彼はこれまでに873個もの爆弾を処理してきたエキスパートだが、その自信ゆえか型破りで無謀な行動が多かった。部下のサンボーン軍曹とエルドリッジ技術兵は彼に反発するが、ある事件をきっかけに打ち解けていく。


作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響編集賞、音響録音賞のアカデミー6部門受賞。
元旦那さんの超大作アバターをおさえての女性初受賞の快挙は話題となりました(*´ω`*)
キャスリン・ビグロー監督はできる女っぽくってカッコイイ。
私はプロジェクトランウェイに出てくる、ニーナ・ガルシアにそっくりだΣ(;`ω´;≡;`ω´;)と思ったw

女性監督って思うと、心理描写とかそういう細やかな視点とかそういうのかなーと思ってたけど、全然違った。
この映画は心に突き刺さるぐらい骨太で考えさせられる。
戦争映画だからというだけでない。

冒頭10分で目がはなせなくなる。
爆弾処理という緊張感、緊迫感、爆発の衝撃、音、すべてが突き刺さってくる。
これが現実。
フィクションじゃない、これが日常。
時々起こるイベントではなく、毎日がこの連続。
いつ死んでもおかしくない。
そんな精神状態の中で毎日を過ごす。

脚本家マーク・ボールが実際に何週間もイラクで爆発物処理班と行動を共にしたというだけあって、まるでドキュメンタリーのような感覚。
反戦を声高らかにうたうでもなく、大げさなヒロイズムでもない。
ただ現実を描く。

任務の日にちが一日一日と過ぎていく。
爆弾処理が成功すると、あぁ今日も生きていられたというようなそんな毎日。

主人公ジェームズが任務を終えて帰ってきて、家族と共にスーパーでショッピング。
数多くのシリアルの前で、どれを選んだらいいのかわからず呆然と立ちすくむシーン。
買い物すらもおぼつかない。

ここで冒頭の「戦争は麻薬である」という戦争特派員クリス・ヘッジの著作の言葉を思い出す。

ジェームズは戦場へ戻っていく。
自分にできることは何か、というよりまるで自分はここでしか生きることができないとでもいうように。


題名のThe Hurt Lockerとはどんな意味なんだろうと思って調べてみた(・´ω`・)
脚本のマーク・ボールが「この言葉はバグダッド滞在中にも何度か聞いていたので、かなり早い段階から題名にしようと思っていた。その意味するところは、『究極の苦痛に晒される場所、いるだけで心が痛む場所のことだ』(The phrase, the hurt locker. It means the place of ultimate pain — a painful place.)」 と語っていた。


キャスリン・ビグロー監督はアカデミー賞の監督賞、作品賞の授賞式で「軍で命を危険にさらしている世界中の人にこの作品をささげます。無事に帰還してください」とメッセージを送っていました。

興行成績を塗り替えて、映画を革命的に進化させた大ヒット作品アバターをおさえて、このハートロッカーが作品賞を受賞したいうことに驚いたΣ(;`ω´;≡;`ω´;)
でも配給会社の関係なのか、名古屋ではベイシティでしかやってなかった(;`ω´;)
スラムドッグミリオネアも小さいところでしかやってなかったしね。

そんな作品が受賞する時代になったということなのかな。
新しい時代の幕開け。

私が驚いたのは、こんなに文明が進化した現代でも、一人では着ることすらできない宇宙服のような防護服を着て、人間が手作業で爆弾を処理しなくてはいけないということ。
爆弾を探すロボットはいても、処理するのは人間の手。
そういえば、お掃除ロボットルンバは元は地雷撤去のためのロボット用に開発されたものが元になっているって勝間さんが言っていたっけ。

まだまだ私は現実を全然知らないと痛感させられました。

アカデミーは戦争映画の評価が高い。
シンドラーのリスト、プライベートライアン、どれも心にすごく残っている。

プライベートライアンの冒頭20分はもう忘れられない。
私の好きな俳優の一人でもあるエドワード・バーンズが出演しています(*´ω`*)
(彼の奥さんはモデル絶世の美女クリスティ・ターリントン(人*´ω`*) )

あの20分は席で身体が硬直する。動けなくなる。そんな感覚。
戦争って。。。

ハートロッカーも大作ではないんだけど、考えさせられるそんな映画。

もっと中心部でやってくれれば、たくさんの人に観てもらえるのに(・´ω`・)
やっぱりこういうのって配給会社が関係してるんだよね?

制作費が少なくても、大作でなくても、評価された映画というのはやはり力強い何かを持っている。
この映画は音響のいい大きなスクリーンで見ると、爆発のあまりの衝撃で沈黙します。
ベイシティまで観にいってよかったと思える作品でした(*´ω`*)

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コメント 2

ジジョ

こんにちは☆
>戦争って。。。
ほんと、そんな感じでした。
戦争は無くなってほしいけど、そのとき彼はどうなるんだろう?
と思ってしまいました。
by ジジョ (2010-04-15 14:14) 

Victoria

>ジジョさん
戦争という場所でしか生きていることを実感できなくなっているのかなとも思いました。
でも彼は別に命知らずというわけでもなく、その痛みも知っているはず。
だからこそ爆弾処理のあのかけらを捨てることができない。
いろいろ考えさせられてしまいました(・´ω`・)
by Victoria (2010-04-24 01:04) 

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